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40.7℃猛暑の夏 データから振り返る  本質を暮らす贅沢な家より 

2004年 40.7℃猛暑の夏  データから振り返る

2003年の夏は、涼しく冷夏といえた。一転、2004年はため息が出るほど暑かった。気象庁で東京の気温が39.5℃と発表された日、尾山台では40.7℃を記録している。

この日は、たまたま昼からお客様を迎える。尾山台の駅に出迎える時、何気なく百葉箱の記録計を見てびっくり、38.8℃。その後40.7℃まで上昇した。

二人の来客と2階リビングで夕方まで過ごしたが、猛暑にかかわらず、エアコンの除湿機能とシーリングファンで十分に快適であった。

尾山台の家では1時間毎に温度湿度のデータをとっている。40℃を超えた2日間を下の表にまとめたが、なかなか興味深い傾向が見られる。


40℃を連続して超えた2日間

各スペースの最高気温が7.7℃から9.6℃と、ざっと10℃近くも外気の最高よりも低く保たれている。
翌日はロフトのエアコンで除湿機能を使用していたが、翌21日は会社に行っている間、朝から12時間ほどは閉じ切っている、その間エアコンは使用していない。


40℃を連続して超えた2日間


20日の外気の湿度は25%から75%、2階リビングは40%から55%と低く保たれている。除湿機能とシーリングファンを使用している。

翌日21日は会社ということで1日閉じ切られエアコンは夜の9時以降にしか使われていない。それにもかかわらず、最高湿度は20日と同じかやや低めであった。

これは外気の最高湿度が前日よりも15%低かつたためと思われる。仮に、この日尾山台で過ごしていたら、除湿機能を使わなくてもシーリングファンだけで前日と同じく快適な時間が持てていたと推測できる。


次に、冷夏の2003年と猛暑の2004年の比較を下の表に示した。

ここでの平均は1時間毎にとっているデータの平均である。外気の最低気温はほぼ同一であるが、2004年の夏、最高気温は5℃高く、平均で2.3℃高い。

建物内への影響を見ると、1階寝室で最低温度が0.8℃ 最高温度が1.3℃それぞれ高く、2階リビングで最低が0.8℃、最高が1.3℃高い。平均はそれぞれ2.3℃、2.2℃高い。

2003年夏と2004年夏のデータ比較


外気の平均が2.3℃高く、室内が2.3℃と2.2℃高いとほぼ平衡しているが、顕著な特徴は、最高温度が外気と比べて大幅に抑えられていることである。

一方、湿度は外気、室内、躯体内空間とも平均値で10%ほど2004年の方が低い。ちなみに最高湿度は、外出している時間帯に記録されているのでエアコンの除湿機能の影響は受けていない。

エアコンの電気代は、2003年の夏は、1階で約1ヶ月600円、2階で1500円程度、1,2階合わせて3ヶ月で約6300円であった。

エアコンの夏の電気代

2004年夏は、約8600円であったから、およそ36%電力消費量は増えたが、いずれにしてもひと夏1万円弱、しかも除湿機能だけで快適な生活ができたことに感謝している。

柴と甲斐の子どもたちはエアコンを付けない空間で留守番をしている。
暑さに弱い犬族、朝晩会う散歩友達の話では、今年の夏は犬のためにクーラーを付け放しにしているという話がほとんどであった。
わが家では、留守の子どもたちに1階玄関と2階リビングを開放しているが、エアコンを付けたことは一度もない。
口で快適だよ、とは言わないが健康そのものだし様子からも暑さに参ってはいない。

何度か、真昼の暑いさなかに家に帰ってみたが、玄関のドアを開けると外の猛暑とはうってかわってさわやかな涼しさを感じる。
そのまま階段を上がって2階に行っても、あわててエアコンを付ける必要性は感じなかった。
そのまま必要な家事を済ませてから、おもむろに除湿回路にスイッチを入れるという具合であった。

また、2004年度も井戸水かくれん房を使用した。
どの程度の効果があるものかと未使用期間を設け、データを比較検討したが、土間表面温度で平均1℃低くなったが、他の空間には全く有効な差が認められなかった。
残念!
尾山台の家では、真夏日は40間連続、熱帯夜は10日間連続した。
次の項で、そのデータをまとめてみたい。

窓の日射遮蔽 


1/fの揺らぎのシーリングファン
尾山台の家
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