HOME > 安全で健康被害のないホウ酸塩によるシロアリ防除 > PAC入居者宅「ホウ酸散粉工事」レポート5

PAC入居者宅「ホウ酸散粉工事」レポート 5

2011年3月28日(土曜日)の朝10時、台東区谷中のHさんをお尋ねし、5回目のホウ酸の微粉末散粉によるアメリカ・カンザイシロアリ予防工事を行いました。
風情のある商店街を横に入った所、住宅が密集する地域の木造3階建です。
玄関を除いた1階の2戸と2階の約半分の1戸を賃貸住宅として貸しており、家主のHさんは2階の半分と3階にお住まいになっておられます。

PAC住宅のホウ酸工事
今回はこうした条件から、通常の床下換気口と、小屋裏点検口からの散粉に加え、2階の賃貸部分の壁面に設けられた点検口と、3階の床下点検口からも散粉を行う事にしました。
3階のリビング・ダイニングで工事について、又アメリカ・カンザイシロアリの生態についてHさんにご説明している間に、施工部分の養生と工事準備が進められます。
ご説明が終わるころには、外部で床下換気口からの散粉工事が始まりました。 

PAC住宅のホウ酸工事 アメリカカンザイシロアリ対策  PAC住宅のホウ酸工事 床下換気口から

今回も、通常の床下換気口からのホウ酸の散粉に加え、床下換気口の木枠の一部が露出していた建築のため、お湯に溶いたホウ酸をその木部に塗布する作業を念入りに行いました。
散粉ではホウ酸の定着が心許ない箇所で、雨掛かりの心配も無い箇所には有効な方法です。
PAC住宅のホウ酸工事 アメリカカンザイシロアリ対策
H邸は築8年を過ぎ、外部で露出された木部(エントランス手すり、目隠しフェンス)に腐朽菌による腐れや、地面と接する部分においてヤマトシロアリによる食害が見受けられました。
当日、シロアリ自体が見られることは無かったものの、上記と同様の処置を施しました。また、本件に限らず、外に放置された木の家具などもシロアリを寄せ付ける手掛かりとなってしまうことから、片付ける必要があります。

 アメリカカンザイシロアリの被害例  アメリカカンザイシロアリの被害例

2階の賃貸の部分は、冷蔵庫置場の裏のパイプスペースに設けられた点検口からの散粉です。今回は木造3階建という規模から散粉可能な部分は可能な限り実施することにしています。同様に3階の床下点検口からも散粉します。

 PAC住宅のアメリカカンザイ対策 ホウ酸散布 PAC住宅のアメリカカンザイ対策 ホウ酸散布 

ユニットバス上に設けられた点検口から小屋裏に登ると、梁や束などの構造材は、乾燥した状態にあり清潔に保たれていることが分かりました。ただし、天井仕上げ材にかすかなスキが有り、明りが漏れていたため、小屋裏の中と外から目止めのテープを貼りました。コンプレッサーを室内に上げ、小屋裏に入り、点検口を外から透明な養生シートで塞ぎホウ酸の直接の散粉が始まりました。

 PAC住宅のアメリカカンザイ対策 ホウ酸散布準備 PAC住宅のアメリカカンザイ対策 小屋空間ホウ酸散布 PAC住宅のアメリカカンザイ対策 ホウ酸散布 

当日は、家主さんをはじめ、賃貸の住戸をお借りしている皆様にも、この住まいが大切に使ってい頂いていることを実感できました。
Hさん、どうもありがとうございました。

 



 

アメリカカンザイシロアリの発見は、その糞を見つけることです。下の写真はアメリカカンザイシロアリの糞です。大きさのイメージは米粒の1/3から1/5程度です。

写真はPAC住宅のものではありません。被害物件からです。


アメリカカンザイシロアリの糞

アメリカカンザイシロアリの糞

アメリカカンザイシロアリの糞

シロアリのホウ酸処理の先駆者 浅葉健介さん 日本ボレイト株式会社