HOME > 家づくりに思う > 家づくりという新たな生活の場を創造する過程に見られる様々な家庭像


家づくりという新たな生活の場を創造する過程に 見られる様々な家庭像。 そこには思いをかけぬものが時に顔を出す。 長いこと一緒に暮らしていた家族が、 今まで気づかなかった顔を覗かせる。 こんなこと考えてたのか、こんな問題があったのかと


家をつくるということは
家族が家族たらんことをいやでも考えさせられる。
家、あるいは家族を疎んじてた ということではないにしろ、 それほど大きな関心事でなかった生活に それぞれが目を向けることになる。




家づくりの過程で、自分を見つめ、
さらに家族との関わりにおいて見直すことは、 時に非常な軋轢を生むことになるかも知れない。
しかし、時の経過がおかす人間関係の惰性に 歯止めをかけることにもなりうる。




家づくりが人生にとって、
大きなイベントの一つだと言われる所以は、 単に経済面にのみ起因することではなさそうだ。
家族という人間関係に、新たな花火を打ち上げる。
時としてそれは時限爆弾にもなりうる。




個の尊重と同時に、 お互いの共通意識のもとにつくりあげている家庭、 という環境への尊重。
家族一人ひとりの生活、 そして 個と個の有機的運動がつくり出す暮らしのかたちが 反映される生活の場こそが、家庭にほかならない。