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かくれん房は理想の低温輻射暖房   やっと出会えた本物の家より

「かくれん房」は、理想の低温輻射暖房


動画PAC住宅、家まるごと低温輻射暖房「かくれん房」

子どもの頃、かくれんぼうをして遊んだ記憶はどなたにもあることでしょう。この遊びの、姿を隠して見えない、の意から、「かくれん房」という名前が誕生しました。

姿の見えない、建築的手法と一体となった暖房という意味です。

熱源は、もちろん、存在するのですが、室内への放熱部分は床面、壁面、天井面と建物そのものを使っています。その各面へ熱をとどける仕組みも、躯体内空間のエアサーキュレーションです。熱を急速に作用させないため、土間のコンクリート部分が蓄熱体になっています。

このように、熱源部分を除いては、建物そのものを上手に利用した建築的手法による暖房システムなのです。よく理想の暖房として、床暖房に代表される低温幅射システムが挙げられていますが、現実問題として、床暖房が理想的な形で使用されている例は極めて稀なことです。

床暖房を、低温幅射暖房として使おうとするならば、まず建物をしっかりと断熱構造にし、次に、建物内のすべての床面にシステムを設置する必要があります。さらに、利用温度を20℃前後の低温にしてこその仕組みなのです。

これを実現することは、設置コストや使用コストを考えれば、ほとんどの方にとっては不可能なことになります。その結果、当然の妥協として、リビングなど一部の床面に設置し、ホットカーペットのように使用するという、まるで昔の囲炉裏のように採暖的なそして的外れの使用方法になってしまいます。

それに反し、「かくれん房」はこれまで実現不可能であった建物まるごと低温幅射暖房を、建築的手法を応用して低コストで実現しました。
その仕組みを簡単に述べますと、まず、土間コンクリートを25℃から30℃程度に暖めます。地盤面の土間コンクリートに仕組まれる熱源は、建物の大きさにもよりますが、およそ、一階床面積の三分の二程度に設置されます。

熱源は二種類です。第一は、温水を通すパイプを土間に埋め込むタイプで、ボイラーはガスや灯油そして深夜電力も利用できるヒートポンプです。

第二に、やはり深夜電力利用もできるヒーターを土間に埋め込むタイプです。これらによって暖められた土間コンクリートが、次に、床下空間の空気を暖めます。

かくれん房 床壁天井 六面 低温輻射暖房低温輻射暖房
動画
PAC住宅、家まるごと低温輻射暖房「かくれん房」
パッシブな家の床下空間は、建物内すべての躯体内空間と連通していますから、暖められた床下の空気はエアサーキュレーションして、建物内のすべての床面、壁面、天井面を均一に暖めていきます。その温度を暖かくなり過ぎないように低温に保っていけば、理想の低温輯射暖房システムになります。温度のめやすとしては、就寝時は16℃から18℃程度。昼間は18℃から20℃程度が健康的と言えます。

人工的で不快な暖かさがない、しかも、ヒヤッと冷たい所もない、昼間はセーターを着てい

て丁度いい程度の空間です。寒くも暖かくもない空間が、健康な生活を営むには最適なのです。

この仕組みですと、設置コストも床暖房と比較しますと、大幅に安く済みますし、維持費も極めてローコストで可能です。

しかし、実際レベルとして、「かくれん房」が、パッシブな家に設置される例は、半数程度です。その理由の一つとして、あまりに快適な暖かさが可能である、という一見すると自己矛盾のような考え方があります。

確かにそういう面もあって、例えば、室内の床面や壁面などを躯から型℃程度まで上げて使用すると、本当にポッカポッカと、まるで日向ぼっこのような幸せな気分も味わえます。しかし、こうしたとろけるような快適さは、一瞬ならばいいのですが、常時続くとなると、麻薬のよ》っな禁断の味わいにもなりかねません。

ましてや育ち盛りの子どもにとっては、基礎体力の形成という点でもマイナスの要素が大きくなってしまうでしょう。

低温輻射暖房  家一軒まるごと  六面

また、土間のコンクリートに蓄熱するタイプですから、設定温度まで達するために使い始めは一日はかかります。さらには、一旦暖め過ぎてしまうと、冷ますためにも同程度の時間がかかってしまいます。そういった意味でも、「かくれん房」は、なるべく低い温度で使うということが原則なのです。

上手に使用されれば、室内空気汚染も引き起こさない、さらには瑞息などの発作をまねく人工的な風も発生しませんから、まさしく、過敏体質の人にとっては、とてもありがたい健康な暖房システムなのです。

さらに、「かくれん房」は梅雨時などにも便利に使えます。晴れ間がなく、だらだらと続く雨季は、建物内が湿っぽくなるばかりでなく、結構冷えるものです。そんな時、床下換気口を閉じて「かくれん房」を使えば、建物の乾燥度を保つとともに冷えを防ぐにも最適と言えます。

当然、「かくれん房」の効いている躯体内空間では、昆虫などの小動物も住みつけませんし、木材の腐れ防止効果も一段とアップします。

HP かくれん房


動画PAC住宅、家まるごと低温輻射暖房「かくれん房」

田中慶明
やっと出会えた本物の家より


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2014年からは、
温水放熱器を床下空間に置くタイプ 
さらには、
床下エアコンタイプまで展開しています。