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健康被害のない安全なシロアリ防除剤「ホウ酸」とアメリカカンザイシロアリの出現

健康被害のない安全なシロアリ防除剤「ホウ酸」と
アメリカカンザイシロアリの出

「ホウ酸」という名前から、何かケミカルのような印象を受けるが全く違うものである。

「ホウ酸塩」であり無機物である。
カルフォルニアやトルコで産出される「ホウ酸塩鉱物」を精製したもので、致死量は塩化ナトリウムいわゆる食塩と同程度で、体重1s当たり2〜4gである。塩が安全と言えるように、ホウ酸も十分安全なものと言えるであろう。 

ホウ酸は、哺乳類には効き目がないので、犬や猫のペットにも安心である。
植物の必須栄養素でもあり、私たちも目薬の成分としてもおなじみであり。ゴキブリ対策としてのホウ酸団子も良く知られている。 

単純にいえば、哺乳類には効かず、シロアリ、蟻、ゴキブリ、昆虫などに効き目が高いという事である。

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PAC住宅では、薬剤による防蟻処理は行わず、構造材を常時流れる空気にふれさせる工法で建物内を乾燥状態に保ち、木材の腐朽菌の繁殖を抑え、シロアリばかりかクモやゴキブリなどが生息しにくい建物内の環境をつくりだしている安全で健康な建物を提供しきた。
 

アメリカカンザイシロアリの出現
何と乾燥した木材を好み、しかも水分補給も必要としないシロアリがアメリカから、建材や家具に潜んで日本に上陸。 

密かに建物の柱や梁などの木材に巣をつくり繁殖を繰り返し、気づいたときは手におえない状況になっていたという事例が続発、町全体が、アメリカカンザイシロアリの巣窟になっていた例もあるくらいだ。 

アメリカカンザイシロアリの恐ろしさは、日本のシロアリの反対の性質を持つところだ。

ヤマトシロアリやイエシロアリなどの日本のシロアリは、乾燥を嫌い、湿気を好み、水を必要とする。シロアリに関わらず、ダニやカビ、木材の腐朽菌なども乾燥していれば生息はできない。 

だからこそ日本では昔から、風通しのいい家をつくり建物を守ってきたわけである。 

その乾燥状態を逆に好み、水分も乾燥した木材の中で賄えるという、日本ではこれまで考えられなかったタイプのシロアリなのだ。 

アメリカカンザイシロアリは、輸入建材や家具などからすでに日本の多くの建物の中に巣をつくってしまっている。 

巣は、柱や梁など中につくられ蟻道もつくらないため、なかなか発見しにくい。巣立つ時期でも、天井裏や壁の中で他の木材に移動するので、この時期でも気づくことは少ない。

そしていつのまにか、家中の柱や梁などの木材が被害を受けていたということになりがちだ。 

ましてや現在、そのアメリカカンザイシロアリの名前すら聞いたことのない方が大多数なのだから。 

10年後20年後30年後の日本の建物はアメリカ産のシロアリにやられていた、なんてことにならなければいいのだが。 

次はホウ酸によるPAC住宅の対策と一般的住宅のホウ酸対策について述べてみたい。


シロアリのホウ酸処理の先駆者 浅葉健介さん 日本ボレイト株式会社