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暮しの中から見えるさまざまな家の表情

暮らしの中から見えるさまざまな家の表情

神奈川県Oさん 2001年建築

 

PAC住宅に入居して3年が経ちました。限られた敷地と予算の中で限りない夢をかたちにしてできた家。間取り図を眺めている時には想像できなかった、住んで初めて知った快適さや驚きがありました。

建坪の約4分の1にあたる広い玄関は横に長く、和室ともつながります。玄関土間の一部にはすのこ状の床板をはめ込むことで、玄関の床部分を広げられるようになっています。
子どもの節句に合わせてひな人形や、季節の設えをたのしむ時に使います。

和室は寝室としても使っているので、地震対策に家具は何も置かないと決め、結果すっきりと使うことができました。

また、玄関と仕切る引戸の開閉で雰囲気ががらりと変わります。

夜寝る時に引戸を閉めると静かな個室空間が生まれます。引戸を開ければ玄関と一体の空間となり開放感が得られ、特に押入や納戸の片づけの時には太陽の光や風を通すことができて気持ちが良いです。

1階の納戸は予想外にPACの効果を一番実感する場所でした。冬暖かく夏も涼しく着替えがとても楽です。

2階は家族で過ごすスペースと子どものコーナーがあります。ここはトイレ以外に扉がありません。
キッチン、ダイニング、リビングが一つとなった空間はとにかく冬は暖かく、毎朝5時頃起きますが、室温は11℃から13℃くらい。
寒いと感じる朝はほとんどありません。

かくれん房を設置していますが、わが家は10日に一度運転する程度です。ひと晩付けると1週間くらい温もりが残るような感じがします。

天気予報をみて判断することもありますが、自分の勘を頼りにスイッチを入れています。洗面所、納戸など狭いスペースは閉め切ったままだと少し暖かくなり過ぎるので、扉の開閉具合、温度設定、スイッチを入れる時刻など勉強しがいがあります。

夏は遮光性のあるブラインドで採光を調節しています。

リビングはいろいろな物にあふれてしまいがちなので、必要な物の量やサイズなどを十分検討し、造り付け家具をつくっていただきました。

早くも収納している物の内容や量は変わっていますが、なるべくはみ出さないよう気をつけています。

パソコンスペースのコンセントの周辺はすでにタコ足状態で、まわりにもう少し差込み口を用意しておけばよかったと思います。

二人の子どものスペースは、一人ずつ部屋をつくるのではなく、勉強コーナーと、遊ぶ・寝るコーナーに分かれています。
勉強コーナーは、机、ロッカータンス、整理棚が各二つと、本箱が三つ。造り付けの家具の方が収納量はあると思いますが、将来的なことも考え置き家具にしました。

このコーナーは北側にありますが、それぞれの机の上にある二つのトップライトで、一年中安定した明るさの光を採り入れることができます。
勉強コーナーとつながるロフトは遊ぶ・寝るコーナー。

居間からは見えそうで見えない空間となっています。屋根裏だけに真夏は多少、寝苦しい時もあります。

わが家はそれぞれの空間に特長があり、建具の開閉などで違った表情をたのしめる、バリエーションのある家です。
またこれから、時間の経過によっても家がすてきな表情を見せてくれたらとたのしみに思います。

本質を暮らす贅沢な家より




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